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「日本における労働者協同組合研究
の先駆者たち」(つづき)





インターネット事業団の編集。






 



◆更新(2025.05.28)
 ◇NEWS:新着情報(下線のついた年月日をクリックして、当該記事へ)

《第1部》

2025.05.28 ◇『労働者協同組合とは何か? 連帯経済とコモンを生み出す協同組合』(松本典子著 中央経済社 2025年2月28日、A5判 定価3520円)
◇橋本吉広さんの書評:発信(facebook 2025年03月21日)
2025.05.28 ◇『わたしからはじまる わたしたちを育む働き方 つながり、編み出す、協同労働の生きる力』(古村伸宏 小野りりあん・斎藤幸平・伊藤亜紗・藤原辰史・広井良典、2024年12月4日、株式会社コトノネ生活、定価2200円(税込み))
2025.05.28 ◇松澤常夫さんが執筆した「岩波ブックレット」
『<必要>から始める仕事おこし――「協同労働」の可能性』(日本労働者協同組合連合会編 岩波書店、2022年2月4日。A5判・並製・88p) 
2025.05.28 ◇菅野正純さんが編集した(1994年8月25日)BOOK。
『労働者協同組合への招待 教科書づくりのために』(日本労働者協同組合連合会編 シーアンドシー出版:制作、『仕事の発見』誌、1994年8月25日、定価1200円)
2025年3月22日 ▽日本労協連編:労働旬報社・1993年5月発行。 『ワーカーズコープの挑戦 先進資本主義国の労働者協同組合』
巻頭論文:労働者協同組合=ワーカーズ・コープの意義と可能性     手島繁一 

2025.06.08 ◇慶応義塾大学で「地域コミュニティ・労働者協同組合研究会」を提唱し研究し始めた黒川俊雄さん (くろかわ としお、慶應義塾大学名誉教授・当時、1923年7月31日-2013年3月19日)。

2025.05.28 ◇シーアンドシー出版で企画した出版物
労働者協同組合を知っていますか どのようにつくりだすか  
『労働者協同組合への招待』(1992年版),編集:中高年雇用・福祉事業団(労働者協同組合)全国連合会、シーアンドシー出版、1992年1月25日、A4判




2025年5月28日







❖はしがき






❖目次




 
   



 







❖あとがき




 
   





◆更新(2025.05.26)


◇橋本吉広さんの発信(facebook 2025年03月21日)
◆松本典子著『労働者協同組合とは何か?』は、218頁と学術書としては厚い本ではないが、最後まで読み通して、“よくぞ、ここまで広く、かつ深い内容を一冊にまとめあげたことよ!”と、しばし充実感にひたった。
難解というにはほど遠いが、かといって平明なだけではなく、私などの問題意識にも、手回しよくしっかりと著者の見解が示されており、良質な料理を食したときの満足感に通じる。
 1980年代以降の市民活動、市民事業の展開と今後の見通しのなかに労働者協同組合を据えることにより、この時期に併走した労働者協同組合運動(ワーカーズコレクティブとワーカーズコープの二つの系譜)の意義(と制約)に光をあて、その先に労働者協同組合が解かねばならない課題を提起し、その達成への理論的、政策的な示唆が与えられる。日本における労働者協同組合研究の一里塚というに値するのではないか(私などが、こう言っても何の権威づけにもならないが)。
 著者自身、「おわりに」で本書の位置づけについて、次のように述べている。
 「労働者協同組合運動は、2020年以降(労働者協同組合法制定の年:橋本注)、次のフェーズに入ったといえる。つまり、これまで以上に労働者協同組合への注目が集まる中、労働者協同組合の現代的意義・役割やその経営について、より深い研究が求められるようになった。そのような中、本書は先行研究を踏まえて、過渡期における労働者協同組合の現状や課題を整理してきた」。
 そして、「労働者協同組合が、資本主義システムに少しずつでも変化を与えられるかは、日々の生活者や労働者である組合員1人ひとりの実践にかかっている。すなわち、組合員が主体的に声を発することができるかにかかっている。労働者協同組合とはそのような組織である」と結ばれている。著者の労働者協同組合運動への深い思いが伝わってくるが、このことは労協に限らず協同組合のすべてに当てはまると思う。
 褒めるだけでは、次への糧にならないと思うので、ひと言、著者への期待を書き添えておきたい。
 本書は「主に1980年代以降に展開されてきた日本の労働者協同組合を研究対象とし、その運営上の課題をあきらかにした上で、今後の発展に必要な要素をあきらかにしていく」ことを目的にしているが、できるなら、1900年の産業組合法成立にまで遡り、日本における生産協同組合の曲折の歩みのなかに2020年労働者協同組合法制定を位置づけることで、この法律の歴史的な意義を明らかにし、もう少し長いスパンで見て、大転換期といわれる現代と、その先に拓く労働者協同組合の未来をより深く探究し続けて欲しい。
 彼女は、協同組合関連文献・図書のライブリアンであった古桑実氏から私が譲り受けたG.D.H..コール『協同組合運動の一世紀』(家の光協会、1975年)を引き継いだ前途有望な研究者なのだから。(写真は、読みながら付箋を貼っていったら付箋だらけになって頁をめくるにも不便なほどのいただいた本)
















2025年5月28日








❖はじめに




 
 
 
   






❖目 次







 





❖あとがき





 
 












2025年5月28日


❖松澤常夫さんが執筆した岩波ブックレット


 

     △上記の図版をクリックして新ページへ。










▽新しい時代の新しい働きかた ワーカーズコープ 岩波ブックレットより
『<必要>から始める仕事おこし ―「協同労働」の可能性―』 2月4日刊行。
地域や暮らしに必要な仕事は自分たちでつくる!
 新しい働き方、「協同労働」を日本の社会へ。
雇われて、言われた仕事をさばくのではなく、
一人ひとりが主体的に働き、豊かな地域社会をつくり出す、
「協同労働」という働き方が今、身近なものになろうとしています。

 新しい働き方、「協同労働」とは?
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会(以下、ワーカーズコープ連合会)は、
2022年10月1日の労働者協同組合法(以下、労協法)施行を目前に控え、
岩波ブックレットより、『〈必要〉から始める仕事おこし 「協同労働」の可能性』を
2月4日に刊行しました。
労協法の施行により、雇われて、言われた仕事をさばくのではなく、
働く一人ひとりが主体者となり、
お互いの意見を尊重し合いながら、地域社会が必要としている仕事をおこす、
「協同労働」という働き方が身近なものになります。

元々は戦後の中高年失業者問題への取り組みから始まったワーカーズコープ連合会。
それがどのように「協同労働」という新しい働き方を生み出すことに至ったのか?
その経緯を紐解きながら、
その実践の中から生まれた労協法の意義と必然性を詳述します。
協同労働の具体的な実践事例も満載です。現在のコロナ禍による失業問題や、
エッセンシャルワークの重要性が再認識される今の世の中に一石を投じ、
改めて自分らしくはたらくこと・生きることの意味を問う一冊です。


目 次

はじめに
第1章 「協同労働」はどのように生み出されたのか
第2章 「労働者協同組合法」がもたらすもの
第3章 「協同労働」の現場を見るー豊かな実践から
第4章 日本社会を足元から変える

日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 団体概要

設立 1979年9月
代表 理事長 古村伸宏
本部所在地 東京都豊島区東池袋1丁目44-3 池袋ISPタマビル7階
事業内容 労働者協同組合の会員に関する代表機能、
情報交流、事業支援、人材育成等
ホームページ https://jwcu.coop/


本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
日本労働者協同組合(ワースコープ)連合会 
広報担当 :小林・岡安・田村
TEL : 03-6907-8040
E-mail : jwcu-pr@roukyou.gr.jp




2025年5月28日








❖目 次












以下をクリックしてお読みください。














❖Photo(五味明憲:撮影)




 
 



▽2025.03.05





手島繁一が編集!
『ワーカーズコープの挑戦――先進資本主義国の労働者協同組合』
(日本労働者協同組合連合会編、労働旬報社、1993年05月、46判上製)




●内容紹介●:目次





巻頭論文:労働者協同組合=ワーカーズ・コープの意義と可能性  
                       手島繁一(法政大学講師)
EC統合に立ち向かうレガの新戦略      
 手島繁一(法政大学講師)




 ▽2021.02.059
 



◇慶応義塾大学で「地域コミュニティ・労働者協同組合研究会」を提唱し
研究し始めた黒川俊雄さん (くろかわ としお、慶應義塾大学
名誉教授・当時、1923年7月31日-2013年3月19日)。


 
◇1980年代初期の還暦記念論文集で書いてきたこと

労働の意義と現代労働者支配の歴史的位相
『現代の労働と生活Ⅰ 現代労働の支配と変革』、黒川俊雄(1984年11月、労働旬報社)

現段階の労働組合運動の「停滞」を飛躍に転換させるために
――経済民主主義のための地域コミュニティ運動をふまえて

、『現代の労働と生活Ⅲ 労働組合の民主的変革』、黒川俊雄(1985年3月、労働旬報社)


 慶應義塾大学最終講義「社会政策のこれからの課題」
黒川俊雄、『賃金と社会保障』(1989年9月下旬号)


◇労働者協同組合論の理論的追求
◇「現代と協同」研究会より
▽2013.03.03更新
労働組合運動と労働者協同組合、黒川 俊雄、三田学会雑誌、
慶応義塾経済学会、慶應義塾大学出版会、78(6) 、1986/02
今、なぜ労働者協同組合か――今日の労働組合運動と労働者協同組合
黒川 俊雄、労働旬報社、賃金と社会保障、934号、1986/03/25
協同組合運動の現代的課題と意義、 黒川俊雄、
桜美林エコノミックス、桜美林大学経済学部、27号、1991/12


『今、なぜ労働者協同組合なのか』(黒川俊雄著、大月書店、
1993年4月1日、46判上製)


▽2014.06.23UP
追悼 黒川俊雄先生、長い間ほんとうにありがとうございました

永戸祐三、協同の発見、246号、2013年5月号
理事長退任にあたって――第5回会員総会特集号、
協同の発見、40号、1995年7月号





2025年5月28日













❖目 次




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 編集人:飯島信吾
ブログ:ある編集者のブログ
企画・制作:インターネット事業団 のページ
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U P 2021年02月09日
更新 2025年05月26日
更新 2025年05月28日
更新 2025年06月08日